第3課 みんな働いています。

西野さんの家は5人家族、子供たちはまだみんな小学校に行っています。十二歳の新一君、十歳の洋子ちゃん、一番下の新ニ君は今年一年生になりました。この家の子どもたちはよく両親を手伝います。毎日掃除をしたり、洗濯をしたり、近くのスーパーへ買い物に行ったりしています。西野さんのご主人は新聞記者で、奥さんの光子さんも働いているので、2人ともとても忙しいです。それでこの家では、子どもたちに、小さいときからできるだけ自分のことは自分でさせるようにしてきました。もちろん服も自分で選んで着ます。朝ごはんの用意も嫌がらずに手伝うし、食べたあとで皿や茶わんを洗って、それから学校へ行きます。

学校から帰ってくると、お兄ちゃんの新一君は、自分も勉強しながら、弟の宿題を手伝ってやります。洋子ちゃんは、5時ごろになると冷蔵庫から野菜とか肉を出して、洗ったり切ったりして、晩御飯の用意を始めます。新ニくんは、「手伝いなんて嫌だ」と言って、したがらないときもあるのですが、それでも洋子ちゃんに「みんなでやるっていう約束でしょう」と言われると、頑張って手伝います。初めは時間が足りないこともありましたが、このごろは慣れて、お母さんが家に帰ったときにはもう晩御飯ができています。

光子さんは、「子どもたちに野菜を切らせたり火を使わせたりするのは、やっぱり無理かなと思ったこともあったんですけど、大丈夫でした。私や主人が忙しいのをちゃんと分かって、みんなで相談しながらやってくれているようで、私に楽をさせてくれます」と話しています。

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